子どもが言うことを聞かない理由

子どもって、言うことを聞かないですよね。
なんで分かってくれない。
なんでやってくれない。
どうして言うことを聞かない。
なんでだ?
なんだってんだ?
自分の子ども時代を振り返って
さて、自分はどうだったでしょうか?
私は、嫌な子どもでしたねぇ(-_-;)
母親は大好きでしたが、先生は敵でしかありませんでした。
部活の顧問の先生には従順でしたが、教科の先生や担任の先生は嫌いな先生が多かったです。

大人になって分かること
でも、おとなになった今ならわかる。
「先生ごめんなさい。なんて、嫌なガキだったことでしょう」
思春期という揺れ動く時期
先生やお父さん・お母さんと反りの合わない子もきっといることでしょう。
全員じゃないかもしれないけれど、大人になったら、きっといつか分かってくれます。
かつての私たちがそうだったように。
子どもは不安定なものだと思います。
思春期ってそういうもの。
そのことを織り込んで付き合わないとムカつくことも多いと思います。
分かっていたとしても、ムカっ腹が立つことも多々ありますが。
教師として感じるイライラと葛藤

それでも、大人になったら、いつか理解するはず。
もし、分からなかったら、お互い大人なんだから、離れればいいと思います。
自立する。
一人暮らしする。
あえて話さない。
どうとでも手はあると思います。
それか、とことん話す。(私は苦手ですが(^_^;))
血がつながっていても、やはり他人ですもの。
他人を理解するのってなかなか、難しいものです。
何考えてるか分からないことのほうが多いです。
そして、先生として、毎日、子どもたちと一緒にいるとイラッとすることやムカっ腹が立つこともたくさんあります。
無下に傷つけられたり、信じられない意地悪をされたり、聞こえているのを分かっていて悪口を言われたり、すっごく悪い態度をされたり。
これは、以前のブログにも載せましたが、
ムカーときて、ちょっとすると落ち着きを取り戻して(すごく長くかかっても、取り戻すことができずにムカついたままのときもあります)、
「今じゃない。子どもたちに伝わるのは、今じゃない」と自分に言い聞かせるようにします。
そうすると、ちょっとだけ「うん。仕方なし」と思えたりすることがあります。
子どもに知ってほしい「大人の感情」
もし、子どもがこのブログを見てくれたら、
先生(大人)にも感情があるということをちゃんと理解して知っておいてほしい。
みんなの一言で喜んだり、哀しんだり、時には涙を流すこともあるんだということを分かっても、
その行動をするのか、しないのかをちゃんと判断してほしい。
先生たちにも感情があるから、言われたことや、されたことが忘れられないこともたくさんあるんだ。
むかーし、X(旧Twitter)に
「卒業してから、学校に遊びに来た君へ。何をしに、何を求めて、卒業してから学校に来るのか分からない。クラス崩壊を招いた君に僕は二度と会いたくないんだよ」
的な投稿がありました。
私は、ものすごく共感したし、その投稿には10万件くらいのいいねがついていて、
同じ思いの人がこれほど多いことに「みんな思うことは同じなんだな」と痛感しました。
私もその一人で、私の顔など見たくない先生も多いと思います。
みんなには、そんなふうになってほしくないんだ。
だから、大人にも感情があるということをちゃんと分かっていてほしい。
こんな風に言ったら、先生を傷つけちゃうな。
この行動を取ったら、泣く人がいるな。
と考えられる人になってほしい。
みんなは、友だちにはしない、言わないことを大人にはやってしまうことがあると思う。
言ってしまう前に、やってしまう前に、考えられるみんなになっていってね。

最後に伝えたいこと
子どもたちには、いつも言っているし、いつも願っているのは、
“愛される人・可愛がられる人になっていってほしい”
愛される人・可愛がられる人が、生きづらいなんてあることあるかい!!と信じてる。
多少の苦しさがあったとしても、きっと、誰かが手を差し伸べてくれる。
誰からも愛されるというのは、容易くはないけど、
自分を好きになれる自分になっていってほしい。
- 嘘をつかず、ごまかさない
- 思いやりを持って人に接する
- 誰にでも優しくする
- 前向きになって、文句や愚痴を言わない
- 何にでも全力で迎え討つ
私ができないことも多いですが、
真っ直ぐに生きていくとできることも増えていきます。
きっと、いつか、私たち大人の声が、子どもたちに届くと信じて、
日々の奮闘をこれからも続けていきたいと思います。
最後まで読んでくださり、今日もありがとうございました。

コメント