本当の優しさってなんだろう?

先生たちの中には情熱を持って子どもたちに対峙している人も多いと思います。
熱い想いを伝えようと思ってもうまく伝わらなかったり、うざがられたり、聞くことすら面倒くさいと思われたりすることも多少なりとも、あるのではないでしょうか。(私はあります(¯―¯٥))
情熱を持って子どもと向き合う先生たち
うるさいことを言わず、なんでも許して、大して怒りもせず、本気で子どもたちと向き合わない。
それは、楽かもしれませんねー。

優しさと甘やかしは違う
甘やかして、何でも手助けして、子どもたちの前に橋を渡してあげると子どもたちはそれを優しいという。
ただ、優しいと甘いは違う。と思っています。
先生たちもそれを勘違いしてしまうことがある姿を今まで何度も見てきました。
子どもたちから『先生、優しい!』と言われて喜んでしまうときがある。
反発があることを承知で言いましょう!!
“間違っていますよーーーーー!!“

教員としての本当の仕事とは?
私たち教員は、子どもたちの成長を促すことが仕事です。
それは、甘やかすことではなく、どうしたら子どもたちがこれからの世の中で子どもたちが思ったとおりに過ごしていかれるかをたくさんの視点から育てていくものだと信じて、日々を過ごしています。
甘やかすのは、とても簡単です。
子どもから好かれることもそんなに難しくないはずです。
子どもが、多少のルールを破っても叱ることなく、何を言っても許し、何をしなくても口うるさく言わない。
ちょっと面白いことを言って、笑顔で過ごし、聞いている風で子どもたちと何時間も一緒にいる。
あっという間に大人気先生の出来上がりです。

自分自身の経験から学んだこと
大切なことは何か?と、たまに、自問自答します。
若い頃の私は突っ走り、子どもとがっちがちにぶつかり、腹を立てて、怒鳴りまくり、信頼を失い、哀しい思いもたくさんしました。
ただ、それでも、本気だった分、ちょっとは伝わることもありました。
(今は、あんな風に突っ走ることもできませんが・・・)
今は、経験した分、話す内容も許せる範囲も随分と増えてきました。
ただ、怒れなく(叱れなく)なっているところもあって、『自分だめだな(-_-;)』と思うことも多々あります。

「情熱は伝播する」
『情熱は伝播する』私の好きな言葉です。
昔、ラジオを聞いていたときに流れてきた言葉です。
好きなパーソナリティの方でしたが、名前が思い出せません。
情熱を持って子どもたちと対峙すれば、きっといつか伝わると今も信じています。
でも、あるとき、私たちは、日々、子どもたちと向き合うことで、気持ちが削られてしまうことがあると思います。
私は、何度も削られてきました。
良かれと思ってやったことでさえ、保護者からクレームが来たり、生徒がまったく理解してくれなかったり・・・。
そのクレームに何日も取られたり、私自身が諦めたくなったり、それでも、諦めずにいると伝わる時があったり、伝わらないことがいい経験となって、次につながったりすることもたくさんありました。

行き詰まったときに伝えたいこと
このページに辿り着いた方がいらしたとしたら、きっと、なにかで行き詰まっていることでしょう。
人にものを教えるということは、難しいことだと思います。
日々鍛錬です。
この経験が、私たちを強くたくましくします。
一緒にこれからも頑張りましょう!!
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^_^)

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