私たちは、私たちの毎日の言葉と行動で作られています
ちょっとした優しさとか、ちょっとした意地悪とか
ちょっとした声がけとか、ちょっとした思いやりとかで。

私たちがふだんしている行動や発する言葉で私たちは、周りから信頼を得たり、失ったりしています。
ふだんから、嘘ばっかりついたり、ずるいことをしたり、意地悪したり、悪口や愚痴ばっかり言ってる人が誰からも信頼を得られるわけがない。
私が(先生)が生徒を『信じられない』って言ったとして、『えっ!?先生が生徒を信じないのか?』って思う人がいるかもしれない。
ふだんの行動から信頼を得られてないのに信じてもらうほうが無理ってもんだと思う。

信頼は日々の積み重ね
逆にふだんからとても真面目に過ごしていて、誰に対しても優しくて、いつも前向きで、何事にも一生懸命な人が掃除をサボったり、意地悪したり、ずるいことをしたりするなんて、考えにくい。
私たちの言動で私たちの信頼は毎日作られていて、信頼は少しずつしか貯まらない。
一朝一夕に作り上げられるものじゃない。
真っ直ぐに生きていくことで、その信頼は高く積まれていくのだと思う。
そして、高く積まれた信頼は、そう簡単には崩れない。
掘ってしまう“見えない穴”
毎日の行動と言葉で、私たちは、少しずつ自分の目の前に見えない穴を掘ってしまうことがある。
気づかぬ間に。
いつの間にか。
ちょっとした意地悪や何気ない一言で誰かを傷つけたり。
しかも、分かっていたり、いなかったりで(分かっていないときたちが悪い)。

自分の掘った穴に気づくとき
ある時、その穴に私たちは落ちてしまうことがある。
その穴に落ちてしまったときに『ハッ』と気がつく(気が付かずに周りのせいにすることもある)。
『自分が掘った穴に落ちてしまった』と。
『誰か助けて!!』と声を上げたところで、周りからは『自分が掘った穴だよ』と言われるだけで、誰も助けてはくれない。

誰かが差し伸べてくれる手
それでも、手を貸して助け出してくれる天使や仏様のような人も稀にいるかもしれない。
そうすると、信頼を失った人は、その手にすがりつく。
許容の深い人が助けたときは、しがみつかれても、振り払うことはせずに付き合ってくれることもあるだろうけれども、大抵の場合、付き合いきれない。
自分を変えるしかない
そこから、日々を反省して、言動を改めて、這い出せる人もいれば、周りのせいにしたり、穴から這い出すことができずに孤独に苛まれる人もいるでしょう。
周りを変えることはできません。
自分が変わるしか方法がありません。

真っ直ぐに生きるとは
まっすぐに生きることが大切だと思っています。
まっすぐに生きることができれば、きっと、人生は好転していくはずです。
まっすぐに生きるとは、ウソをつかず、ごまかさない。
人のために動き、思いやりを持って人と接する。
意地悪や自分勝手をしない。自分が持っているすべての力で周りの人のために知恵も手もすべて差し出す。
そう簡単にできることではありません。
私もほとんどできません。が、真っ直ぐに生きようと必死です。

私が願うこと
真っ直ぐに生きることで信頼を集めて楽に生きることができると信じている。
私の周りには、真っ直ぐに生きている人がたくさんいます。
私も真っ直ぐに生きられるようになりたいといつも願っています。
子どもたちにも真っ直ぐに生き、誰からも愛される人になっていってほしいと心から願っています。
少しでも、救われる人がいてくれたら幸いです。

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