先生が諦めそうになってしまうときに頑張る力になりますように。。。

なにげない日常で

今回は、いつも心に決めていて、ムカついて、生徒に対して諦めたくなってしまうときに
『諦めるな!!』と自分に言い聞かせるきっかけとなったことと諦めそうになってしまっている
先生たちに向けて、頑張れ!!のメッセージを込めて

結論から言うと

  1. 子どもたちに伝わるのは今じゃない!
  2. 諦めて伝えたり、向き合ったりすることをやめたら、教員としての熱い心は奪われていってしまう
  3. 厳しい中でこそ人は育つ。と思ってずっとやってきたけれども、今の時代は厳しすぎると
    子どもたちに伝わらない
    (ただ、相手を思っていれば、厳しい言葉もいつかは伝わると信じている!!)

一つずつ、お伝えしたいと思います。

1.子どもたちに伝わるのは今じゃない!

自分の子ども時代を思い出してください。
親や先生に言われて、すぐに行動を変えることができましたか?
私は、からっきしだめです。
先生の話もちゃんと聞こうとしませんでした(部活の先生の話はちゃんと聞きました)
でも、大人になった今なら分かります。
先生から注意されたことや怒鳴り飛ばされたこと、覚えていることのすべての意味がわかるように
なりました。
子どもたちに伝わるのは今ではありません。
もし、今、伝わって子どもたちになにがしかの影響を与えることができたなら、
それは奇跡に近いかもしれません。
それはそれは、子どもたちに感謝しなければいけませんね。

2.諦めて、伝えたり、向き合ったりすることをやめたら、教員としての熱い心は奪われていってしまう

今、熱い想いを持って、子どもと向き合っている先生方は多いと思います。
ただ、その熱い想いを持ち続けるのはとても難しい(私にとっては)

大学を卒業して、すぐは専任教諭としてではなく、非常勤講師として公立と私立の両方で勤め始めました。
大人の世界は楽しく、教員としてよりも先生方と一緒に時を過ごすことのほうがとてもわくわくする毎日でした。
ほぼ、毎日飲み歩き、友だちといる時間とは違い、周りの大人はお金も持っていて、私の知らない大人の世界をたくさん教えてくれました。

あるとき、年配の先生が、
『どうせ、子どもたちに何を話したところで伝わらないし、変わらないから、言っても無駄』
といったことを話していました。
当時の私は、諦めることを選び、『そうだよな〜。子どもたちに言ったところで変わらないよなぁ〜』と信じ込み、向き合うことをやめていました。
子どもたちに伝えたいことが(熱い想いが)あったとしても、それが伝わらない(子どもたちが分かってくれない)と私たちの心も子どもたちから離れていって、『どうせ、だって、』といって諦めてしまうようになる。
実際に子どもたちにルールや約束を守ることを伝えたとしても、守らない。できない。
『あー。やっぱり、そうだよね』とその当時は諦めの境地にいました。

あるとき、教員仲間の友人とこのことについて話していたときに、友人が烈火のごとく怒り、
『何言ってんだ!!なんで、子どもたちのために頑張ろうとしないんだ!
 子どもたちのために頑張ってやれよ!!!!!!』
と、
ふだんは温厚な友人から叱られました。
そのとき、私の脳みそにずがーんときて、心にじ~んときました。
そのときのことは、今でも忘れることができず、そのときから子どもたちとの向き合い方が変わりました。


1の『伝わるのは今じゃない』に戻ります。
諦めたくなる。
面倒くさくなることもある。
伝わらなくて、嫌になることもたくさんある。
それでも、伝わるのは今じゃない!!
全員じゃない。いつか必ず、この熱い想いが伝わるときがきっと来る。

3.厳しい中でこそ人は育つ。と思ってずっとやってきたけれども、今の時代は厳しすぎると子どもたちに伝わらない

以前は、どんなに厳しい言葉であったとしても、相手を想っていればいつか伝わると信じて、子どもたちと向き合ってきました。
だけれども、年数が経ったからなのか、自分の考えが間違っていたのか、時代が変わったからなのか、残念ながら、厳しすぎるとどんなに熱い想いを語ったとしても、子どもたちに伝わらない。

伝わらないどころか、今では、保護者からクレームが入る。
結局、子どもたちにちゃんとした想いが伝わっていないために家に帰って、子どもたちは親に『こんな風に怒られた。怒鳴られた。嫌味を言われた。けなされた』と文句を言う。
保護者は、『なんてことだ』と言ってくる。
(いつか、保護者クレームに関してもブログあげたいと思います)
連日、保護者からのクレームが入れば、教員も弱くなる。
この負のスパイラルが回るとなかなか抜け出せずに
あるとき、心がボッキリ折れてしまう人もいるでしょう。
折れなかったとしても、『もうこんな思いはしたくない』と思う人も多いハズ

どんなに「これだけは伝えたい!」という熱い想いがあったとしても、それが子どもたちに届かなければ、やがて私たち教員も苦しくなっていく。
「どうせ言っても無理」
「だって、変わらない」
そんな風に、子どもとの関係に距離を置いてしまう自分が現れる。
想いが伝わらないと、人は諦めてしまう(諦めたくない!!)
こんな気持ちで教員になったわけじゃないのに。
諦めの気持ちが勝ってしまう瞬間がある。

1〜3は、つながっています。
教員としての熱い想いをなくさずに強い気持ちで向き合うのはとても難しい。
でも、伝わるのは今じゃない。いつか、この熱い想いも伝わる時が来る。
信じて頑張りましょう!!

技術とかではありませんが、どうやって伝え続けるのか、伝え方のブログもいつの日か、新たに更新したいと思います。

しばし、お待ちを。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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