はじめに
私は、元来、面倒くさがりで、怠惰で、三日坊主で、根気がありません。
やろうと思っても、「もういいか」とか「仕方ない」とかで諦めてしまうことが多い性格です。
ただ、生きていると特に仕事の場合、ぜったいに逃げることもできない、避けては通れない道があります。
私は、部活を通して、この苦しくてツライ状況のときでも、逃げずに立ち向かうことができるようになりました。

大学時代の挫折と転機
「私にもできるかも」と思えた瞬間
“私にもできるかも“と思ったきっかけが大学生の時にありました。
私は、信じられないほどに再履修科目が多く、すでに同級生のほとんどはすべての教科を履修し終えていました。
自分一人で行動するということ
それまでの私は、何をするにも友だちと一緒で、自分一人で動いて物事を解決するという経験をしてきませんでした。
誰も頼る人がいない中、私は一人で各教授のもとへ通い、次年度の履修をお願いしに行かなければなりませんでした。

諦めそうになったとき
教授からダメ出しを受けることもありました。
諦めの早い私は、「もういいかな」と何度も思いましたが、「ここで諦めたら、退学だ」と思い直し、
ときには助手さんに助けてもらいながら、なんとか授業を受けさせてもらうことができました。
変わり始めた自分
それからは、真面目に授業を受けるようになり、大学では受講する席は自由だったので、積極的に一番前を選び、集中して授業を聞きました。
次年度以降は、追試も再履修もほとんどなくなりました。
残念ながら、0にすることはできませんでしたが (¯―¯٥)
この経験から得たもの
この経験は、ちょっとの勇気を出して行動すれば、問題を解決できることを教えてくれたきっかけとなり、私にとても大きな自信を与えてくれました。
この行動力も部活動を通して学べたことです。
先生や仲間のおかげで、たくさんの力をつけることができました。
本当に感謝しています。

スラムダンクとの出会い
心に残る名言たち
井上雄彦さんのスポーツ漫画『スラムダンク』という超有名なスポ根漫画があります。
バスケットボールを題材にしたこのマンガには、心に残る数々の名言が存在します。
ただのスポ根漫画にあらず…

『スラムダンク勝利学』との出会い
『スラムダンク勝利学』という本は、そんな『スラムダンク』を題材に、辻秀一さんが作中の名言を啓発書として落とし込んだもので、何十年も前に出版されたもので、ビジネス書としての側面もあります。
行動を起こそうと思える、心が熱くなる名著です。
素晴らしい本なので、ぜひ一度読んでみてほしいと思います。
子どもにも大人にも響く
『スラムダンク』でも、『スラムダンク勝利学』でもかまいません。
バスケットボールをしていない方でも、たいへん面白く、スルスルと読めるはず。
大人にも子どもにも、ぜひ手に取ってもらいたい、心を動かす本です。

覚悟を決めるということ
スラムダンク勝利学は、大人になって、働き始めてから出会いました。
私の教員人生に大きな影響を与えてくれることとなりました。
私に影響を与えてくれた本や人、ドラマの一言といろいろあります。
その中で、『覚悟を決める』というものを教えてくれたのが、『スラムダンク』であり、『スラムダンク勝利学』でした。

困難に立ち向かうときに
子どもと対峙するとき、無理難題な仕事が降ってきたとき、何か自分の目の前に大きな壁が現れたときに、自分に言い聞かせます。
“覚悟を決めろっ!!“
そうすると不思議なもので、覚悟が決まって、それまで、「嫌だ。嫌だ。」と思っていたことも集中して、乗り越えられるようになりました。
覚悟がすべてを変える
学校でもいい、職場でもいい、家庭でもいい、どこでも、誰とでも、いつでもいい。
どの環境に置かれたとしても、覚悟を決めて取り組むことが大事だと思っています。
覚悟さえ決まってしまえば、ある程度のことはできると経験から学びました。
失敗しても、全力を注げば、きっと、次へつながるはずです。

集中力と心を整える方法
行動を起こすときは、おヘソの下に丹田(たんでん)と言われる場所があって、そこに気を集めると落ち着いて、集中できるようになります。
最後に、あなたへ
このページに辿り着いた方がいるとしたら、きっと、何かにつまづいたり、うまくいかないことがあったのではないでしょうか?
人生には、覚悟を決めてやらなければいけないときがあります。
面倒くさいことややりたくないことが襲ってくる。人生では避けては通れない道もあるはずです。
やだやだと思って取り組めば、中途半端になるけれども、覚悟を決めてやれば、大概のことは乗り切れるのじゃないかと思います。
おまけ:ため息のススメ
ツライときは、めちゃくちゃ大きなため息を何度かすると、けっこうスッキリします。
ため息は幸せが逃げると言われますが、声に出して、ため息をつくと、周りの人をうんざりさせてしまうかもですが、かなり気が楽になります。
実証済みです。
さぁ。思いっきり声に出して、ため息を。
お腹の中の空気を全部出しましょう。
はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
ほら。けっこうスッキリしたでしょう?(^^)
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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