子どもとの心の距離を縮めるための「教員としての力」
こんにちは、にゃんこ大先生🐈️です。
今日は、自分自身への戒めとして、そして同じように悩む先生方に向けて
長く、教員として働き、生徒と向き合うときに心に留めておきたいことについて
私自身、多くの失敗の中で学び、これからも気を付けていきたいことを綴ってみたいと思います。
若さだけで子どもに好かれる時期がある

若い先生は、それだけで子どもたちにとっては親しみやすく、自然と距離も近くなると思います。
笑顔で話しかければ、それだけで信頼関係が生まれることもありました。
(昔は、勘違いしてたんだな。と恥ずかしくなる^^;)
でも、年齢を重ねるにつれ、その“若さ”という武器はなくなっていきます。
子どもが親をばかにすることがあるように、おじさん先生やおばさん先生の言っていることに耳を貸さなくなっていきます。(全員の生徒がそうではないと信じたい)
かつての私たちもそうだったように。
・新しいアイドルの名前が分からない
・子どもたちの間で流行っている略語 や新語を理解できない
・新しいものやことを知らないとばかにする
・説教臭い
・話が長い
・そもそも話がつまらない
こういった些細なことから、子どもたちとの距離は自然と離れていく。
これは物理的な距離だけではなく、心の距離も同じです。

だからこそ、『若さ』というお兄さん・お姉さん的な親しみやすい存在から、
長い時間をかけて『教員としての力』を育てていく必要があるのだと感じています。
それは、「人としての魅力」や「教員としての技術・知識」、そして「聴く力」や「伝える力」など…。
日々、子どもたちと一緒に過ごす中で
子どもたちと日々を過ごす中で、私たちが考えることは
・子どもたちは今、何に悩み、何を考えているのか。
・どうしたら、この子たちが変化の激しい時代を、たくましく生きていけるのか。
・どうしたら、子どもたちは本当の意味で「成長」できるのか。
その答えを探しながら、日々の一瞬一瞬を子どもと共に生き、考え、行動すること。
それが、大事なことなのだと思っています。
私はあまり好きな言葉ではありませんが、『共感力』的な力は子どもたちを安心させると思います。
ただ、多用すると、子どもたちは『本当は思ってない』と思い込むような気がします。
若い頃に出会ったおじいちゃん先生が、現役当時仰っていたのが、
『俺はさ、若い頃に生徒を指導する技術を身につけてこなかったからさ、
どうやって子どもと接したらいいかわからないんだよ』と
今の時代には許されないことですが、
『だからさ、生徒が言うこときかないとぶっ飛ばして、なんとかしてきたんだよ』と
とても、哀しそうな顔で仰っていたのが思い出されます。
これからは、ますます先生という仕事は大変になっていくのかな。
と漠然とした不安もありますが、日々格闘しながら、私も考え、行動していきたいと思います。

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