自分の持っているものをすべて出す
私はふだん、自分の中で心がけていることがいくつかあって、
その1つが『自分の持っているものをすべて出す』ということです。
知識も手も自分が培ってきた経験値も自分が持っている情報が相手の役に立つと思うなら、
その情報のすべてを出そうといつも決めて行動しています。
昔、何かの本で読んだことがきっかけです。

出し惜しめば、出し惜しまれる
・出し惜しめば、出し惜しまれる。
・手を貸さなければ、手を貸してもらうことはない。
・意地悪をすれば、その意地悪は自分に返ってくる。
・全部出せば、良いこととして返ってくることがある。
見返りを求めず、全部出す
ただ、自分が全部出したからといって、相手が全部出してはくれません。
見返りを求めず、全部出す。
見返りも求めれば、ほとんど返ってきません。
とても難しいことですが、全部出すと決めたときから、ぱっと切り替えました。
返ってこないことも多いような気がします。
もやもやすることも実際にあります。
ただ、自分の中で決めています。
『周りは関係ない。絶対にやる』
『覚悟を決めて、全力を尽くす』
(覚悟については、またいつか、ブログにあげたいと思います)

手を抜いたときに起こること
たまにあります。
『めんどくさいな。もう、やめちゃうぞ』
『このくらい、やらなくてもいいかな』
と思うときが。
ただ、全部出さずに手を抜くと、必ず、決まって、たいてい、良くないことや
強烈に悪いことが自分に起こることがありました。
見えない何かが見ているのかもしれない
また、スピリチュアル的な話になってしまいますが、
私には見えないなにがしかの力が働いているのか!?
私の目には見えていない何かが私を見ているのか!?
と思うことが今までにしばしばありました。

だから、やりたくないな。と思っても、めんどくさいな。と手を抜きたくなっても、
全力ですべての力を出すようにしています。
そうすることで、自分に自信が持てるようになりました。
私がやっている「全部出し」
- 忙しい人がいたら、自分が忙しくても手伝う。(忙しくないなら、もちろん!!)
- 悩んでいる人がいたら、知識も知恵も経験値もすべてを総動員して、相手に伝える。
- 何か、案を出さなくてはならないとき(行事・授業・クラス運営・問題行動etc.)
猛烈に考えて解決策を練る。 - 困っている人がいたら、絶対に手を貸す。
駅での実体験
以前、駅のホームのベンチに崩れ落ちている女性がいて、その人に声をかけたら、
意識が朦朧としていて話ができる状態ではありませんでした。
(たぶん、オーバードーズだったと思います。肘までリストカットのある女性でした)
声をかけ続けましたが、だめで、警察を呼ぼうか考えているときに、ホームにいた男性の方が
『お手伝いしましょうか?駅員さん呼んできましょうか?』と声をかけてくれました。
このように、嬉しい良い連鎖が生まれることもあります。
そのあとは、すぐに駅員さんが来てくれて、駅員さんにすべて託しました。

困っている人は、職場や家庭だけでなく、いろいろなところにいらして、
私たちの手が助けになることがあります。(偽善じゃない。と信じる)
手を差し出せる人になりたい。
困っている人がいたら、助けよう。と思っています。
これは、私の友人の影響です。
いつか、ブログにあげて、この優しい気持ちをみなさんと共有したいです。
ゴミ拾いから学ぶこと
他にも、ゴミが落ちていたら、必ず拾う。
これも以前あったことですが、職場の前に麺の飛び出ているカップ麺が捨て置かれていて、
いったんは通り過ぎました。
心の中はもやもやしたままで。
1メートルくらい過ぎたところで立ち止まり、振り返る。
“片付けるのは用務員さん。私が片付ければ、用務員さんはやらなくていい“
迷いに迷って、片付けました。
運良く(?)お箸が残っていたので、カップに入れて処分。
“これで良かったのだ“と無理くり信じ込みました。
その数日後、2日とか3日後。カップ麺事件、またもや勃発。
また、職場の前に麺の飛び出たカップ麺!!!!
『ウソだろっ!!』と呆然と佇みましたが、片付けてやりました(¯―¯٥)

それ以来、こんな大きいゴミはありませんが。
たまに、学校でゴミを拾う私の姿を見て、
生徒が『先生、徳を積みましたね』と声をかけられます。
その前に生徒にも拾ってほしいと思うものですが。
ゴミを拾える生徒が増えると嬉しいです。
ゴミを拾うという行為そのものよりも『気づき』ができる生徒になってほしいです。

おわりに:私が「全部出す」理由
本日は、大変、長文になってしまいました。
が、『全部出し』は、私の中のゆずれないというか、絶対にやる!!と決めていることの1つで、
熱が入りすぎました。
生徒にも全部出しができる子が増えてくれたら、と思って常々、伝えています。
子どもたちには、『金の切れ目は縁の切れ目』だから、お金やモノは出さないように。と伝えています。
『全部出し』ができる人が増えたら、日本はますます良い国になると思います。
子どもたちとともに、これからも成長していきたい。
また、つらつらと綴っていきます。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!

コメント